トップページ 活動報告 2005.11.11-13ウインターリゾート2006
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北アルプス山麓 Adventure Games 2001の基本理念

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池袋サンシャインシティで開催されたウインターリゾート2006に今年も参加しました。
アドベンチャーゲームス ブース11月11日(金)〜13日(日)の3日間、池袋サンシャインシティで開催された「ウインターリゾート2006」のイベントにサンシャインシティさんのご好意で「北アルプス山麓AdventureGames2001」のブースを開設した。
我々のイベントはビジネスでは無いのでブースを開設してPRする必要性は余り無いのだけれど、サンシャインシティさん側からのご好意で昨年の11月、今年の6月を含めて今回で3回目の開設となり、ブースを出展した関係者と交流が出来るのはとても有意義であることを感じるようになった。
アドベンチャーゲームスって何ですか?
この3日間、鞄結}リゾートサービスの平塚常務、安藤営業課長、裏磐梯グランデコの田中総支配人、大平支配人が見えてくれた。他にも平沢岳さんや大会副実行委員長久保さん始め、北アドに参加してくれた多くの皆さんが覗いてくれてとても嬉しかった。
また、鰍fW:ノースフェイスさんからはスノーシュー、ウエアなどをお借りすることが出来、それなりのブースとして格好もつけることも出来たことに感謝したい。

我々の考えとしては、見学に来て下さったウインターファンの方々にアドベンチャーゲームズ(冒険遊び)を広く知って貰いたいこともさることながら、ブースを出展している各地のスキー場/観光協会/行政の皆さんに、このイベントを地域の活性化に役立てて欲しいというのが第一の目的である。しかしながら覗きにこられても聞いて行く人は余りにも少ないことだ。
我々から、各ブースを訪問して「このイベントをやって見ませんか」と聞いて回っても良いのだけれどそうすると却って「やりたいから営業しているんだろ」と取られかねないので遠慮している部分もある。

寺沢さん、鎌田さん、ご来場ありがとうございます!!その例として、昨年蔵王スキー場の方に「うちでやって貰えませんか?」といわれたし、今回も我々のブースの正面がコクド(プリンス)さんのブースだったこともあり、担当者から「ビデオ/写真を見せて貰ったのだけど、結構面白そうですね。うちのスキー場でやって貰えませんか」と同じ事を言われた。
「僕らスタッフ全員仕事を持っていて、趣味でやっているんです。これ以上手を広げる事は出来ないんですよ。開催しようとすれば少なからず初期投資は必要で、その覚悟があるかどうかでその企業なり観光協会の活性化が決まるのだと思うんですけど、その覚悟はあるんですか?」と聞いて見る。と、決まって「緊縮財政をしかれているのでお金はかけられない。リストラしているので人的動員もままならない」と言う・・・これでどうして業績の向上が可能なのか僕には不思議でならない。
 多分「貴方たちはこういう遊びをやりたいんでしょ?場所を貸すからやってみて」という発想しか浮かんでこないのではないかと思う。よしんば場所を提供されたとして、「事務局の設置、人員の配置、問い合わせ対応、コースの下見、関係者との協議、イベントの告知、パンフレット/競技規則の作成、募集、企業への協賛依頼など」ざっと考えられる事項だけでもこんなにある。これらを誰が中心になってやるのだろうと思う・・・ちびっ子たちは初すべり!

イベント初日には、セミナーT:スキー場の「エリアバリューに向けて各地からの報告」として、竃沢温泉と白馬観光局から活性化の方策としての報告があった。野沢温泉は、今年度から観光協会を株式化して民活導入で活性化しようというもので、今後の活動が注目される。しかしながら余りにも遅すぎたという感じだった。野沢温泉というブランドが存在するのかどうかは知らないが、どうもそれらに長い間、胡坐をかいてきたのではなかろうかと思えてならない。・・・
また、白馬観光局も今から4年前の‘01年に発足し山岳ガイドや釣り、アウトドアスポーツなどの達人たちを組織化したマイスター制度を始めたのだがマイスターの8割が外部の人間と聞いている。地元人間が地元を誇りに思えないで活性化しようなんて何おか況やという感が否めない。マイスターの何人かを知っているのだけど、その方たちに聞いても運用方法に疑問を持っているということを聞いている。

こまめに顔を出してくださった平沢岳さんセミナーU:「世界のウインターリゾート、日本のウインターリゾート」というタイトルで朝日新聞社の吉田さんからのお話があった。僕と同い年ということもあったのだが、私の考え方と全く同じだったので共感出来た。国内のスキー場を名指しで批判・批評していたけど、批判されても反論できるとはとても思えない。
僕も長年スキーを指導しながら今までやってきたけど、根底には「安全に、楽しく」をモットーとしてやってきた自負がある。カービングスキーの技術指導しか出来ないスキー指導者って何なのか?スキー指導者はスキーエンタティナーでなけれなならないと思う。
悪天候時にスキー以外で楽しめる国内のスキー場などどこにもありはしない。せいぜい温泉に入るしか楽しみが無い。温泉の無いスキー場に行った客は悲劇である。
こういうふうに原因はわかっているのに対策を講じてこなかったツケがきていると思う。
裏磐梯グランデコ ○平支配人、東急リゾートサービス H塚常務と
3日間、スキー場関係者はリフト券の早割りや割引券/招待券を、大声あげ、時には鐘を鳴らして囃し立て、チケットを提供していたが、それだけでスキー場が活性化するとは到底思えない。
もう一度、ゲストが何を求めているのか、何が不足しているのか、サービスやホスピタリティなど、スキー場関係者(宿・スキー学校・索道協会・行政)が本音で語り合い、中長期的なコンセプトを示さない限り、スキー業界の未来は厳しい!!

ご来場ありがとうございました。

忙しい中、3日間とも来てくださった平沢岳さん




カナダのブースじゃないですよ(笑)

トレーニングを兼ねて自宅から走って来た久保田さん。銭湯で汗を流しスッキリしてから到着!
靴まで履き替えているところは流石。

スキー大好き!の矢野さんはリフト券買うために来場。アドベンチャーゲームズの名前を見つけたので来てみました、とのこと。ありがとうございました。

平沢さん親子と裏磐梯グランデコの田中総支配人
 

一番人気はスノーシュー。「知ってはいたけど
見たのは初めて」という声が多かったです。
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