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2006/8/26(土)、27(日)


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北アルプス山麓AdvntureGames2001:‘06夏大会
報  告  書

 

・2006年8月26日(土)、27日(日)
・天気:晴れ時々曇り 
・気温:29度、水温:青木湖22℃、木崎湖:23℃ 
・参加者:33チーム、101名

 長い夏休みもこの大会が来ると、夏の終わりが近づきつつあるなあと一抹の寂しさを感じます。
2000年(平成12年)夏から始まった「北アド大会」も今年で7回目を迎えることが出来ました。
 当時はまだ「アドベンチャー大会」というスポーツは、一部のマニアの間でしか知られていませんでした。秋田森吉大会の前身「北杜の杜アドベンチャートライアスロン」が‘92年から始まり、その後、サロモンスポーツが、長野、北海道、岐阜を舞台としてアドベンチャーレースを開催、’99年から伊豆アド、秋田森吉大会が始まり、国内にも少しずつ浸透し始めて来ました。

 「北アド大会」は、コアスタッフ(久保田、束村、矢口、佐野)が、たまたま北アルプス山麓で昔からスキーをやっていたことで土地勘があったこと、またこの大自然に魅せられていたことで意見が一致、企画・運営する迄、そんなに時間は掛かりませんでした。
スタッフは、それまでアドベンチャーレースの経験はありませんでしたが、トライアスロンやスキーの経験があったことや、ランドスケープアーキテクチャー(環境計画の専門家)が居たことで、自然に対する認識もあり、これらの経験を基にしてやれば何とかなるだろうというワクワク感の方が勝っていました。“経験すれば、そこから何かが掴める”それが合い言葉のようになり、それからの行動は素早いものでした。

 雪が消えた5月頃から8月までの4ヶ月、スタッフはMTBを持って大町市まで出かけ、3〜4回の下見を重ねてのコース作りの傍ら、地権者や大町市役所、市観光協会、警察署など関係機関への挨拶回りから、協賛企業へのプレゼンを行い、大会への協賛・協力を得る作業を繰り返し、大会へ漕ぎ着けるという作業を、今でも同じように、いやそれ以上に入念に行っています。
その合間には、池袋サンシャインシティで毎年2回開催される「アウトドアフェスティバルin東京」でのブースの展示や、雑誌:島へ、日経Kids、BE―PALへの掲載、地域交流雑誌:かがり火での地域活性化に対する提案、(社)オートキャンプ協会での講師、アウトドア産業教育研究会での発表などを通じ、アドベンチャーゲームズ(冒険遊び)の素晴らしさを伝え、理解を深める行動をしています。

 さて、今年の大会を少し振り返って見たいと思います。

【8月26日:土、初日】
 am5:30スタッフ起床、前日に設営してあった青木湖畔の大会本部に向かう。今年も天気に恵まれた。am6:00の受付に選手が集まり出す。昨年は古豪、強豪が集まったが今年は様相が違う。スタッフも知らないチームが増えていることだ。
四国から参加してくれたチームあり、何も準備出来ないまま、突然参加してくれたチームもあったが、スタッフの対応が素早かったこともあり、存分に大会を楽しんで貰うことが出来た。
受付の模様 カヤック講習会 色とりどりのカヤック

 am6:30から初心者25名のカヤック講習会の開催、講師はカナダ出身のディビット氏で北アド大会にも選手として参加してくれた経験を持つ。現在は白馬村に住み、アウトドアガイドとして地元の人たちより北アルプス山麓のことには詳しい。
 am8:00開会式、大町観光協会:成沢専務理事、大町市観光課:降旗課長の挨拶の後、今年から実行委員長を引き受けてくれた久保田君の挨拶に引き続き、束村競技委員長のブリーフィングがあり、選手の表情にも緊張感のなかにも期待感が膨らみ始めている。
  am8:00、カヤックリレーから今年の北アドはスタートした。
第1艇は、対岸の白馬アウトドアクラブを折り返す2.5km、2艇目は青木湖畔を三角形に1.0km、3艇目は対岸のスキー場目指してのワンウエイを1.25km、3艇目の選手が漕いでいる間に他の2人はMTBで対岸を目指す。3人で白馬アウトドアクラブの艇庫にしまい、MTBへと移る。MTBではいきなりヤナバスキー場の急勾配が待ち受ける。大きく半周回するシングルトラックを2ヶ所抜け、20km走ると移動本部のある美麻村に到着。静御前の化身と言われるイヌザクラの大樹を右折すると移動本部テントがあり、ここでオリエンテーリングに移る。裏山に設置された6ヶ所のCPをとり、再び3km先の魔崖仏(まがいぶつ)まで標高差100m、距離にして3.5kmを往復する。オリエンテーリングを決められた時間まで戻って来れなかったチームは移動本部から青木湖の大会本部まで戻らなければならない。距離は38km、標高差300mのMTBとオリエンテーリングは午後5時過ぎ全てのチームが無事ゴールすることが出来た。pm6:00から2日目のブリーフィングで初日は終了。
カヤックスタート 初参加のチーム 移動ポイントでのチェック

【8月27日:日、2日目】
 am5:30起床、6:00に今日のライジャケスイムステージとなる松林が美しい木崎湖キャンプ場に移動する。
am7:30出走(泳)確認、スタッフは湖上にカナディアンカヌー、サーフボードを浮かべ湖上の安全体制に抜かりない。
 am8:00一斉にボードデッキから思い思いのスタイルで湖上に身を投げ出す。圧巻だ!!距離は500m、2個のブイを回って一度陸に上がり、ライジャケをバトン代わりに着替え、次の選手が湖へダイブ。一般の部に出場した孫崎親子チームの虹名ちゃん(小学6年)がぶっちぎりのトップで第2泳者、弟大樹君(小学4)にライジャケを渡す。オオ〜・・・観戦する選手からも、キャンプに来ているお客さんからも大きなどよめきが起こる。何と言ってもリレーはやっている側も見る側にとっても理屈抜きで面白い。時間にして40分、あっという間に選手は、バイクに跨りキャンプ場の松林を第2stへと駆け抜けて行った。
ライジャケスイムスタート 必死で泳ぐ Kさんのパフォーマンス

 MTBは木崎湖温泉の湯〜プルを周り、大町市の東側山沿いの農具川沿いに南下、山田町から霊松寺を目指し8〜10%の急勾配を駆け上がって行く。霊松寺からさらに山頂の鷹狩り山山頂(標高1,164m)を目指し、何食わぬ顔で選手は愛車を漕ぐ、そしてまた漕ぐ。
 距離にして4.5km、標高差400m・・・単純計算で平均勾配8.9%・・・誰がこんなコース考えたんだという声が聞こえる。・・・してやったり!!
鷹狩り山へひた走る  大町市が一望出来る 移動本部、応援の家族も・・・

 鷹狩り山山頂に着くと、大町市街地が180度に一望でき、北アルプスの偉容が薄い靄のなかに霞んで見える。ここにも移動本部が設置され、マップを渡された選手は休む暇もなく4つのCPを探しに走る。Q1:晴れていれば正面にはダムが見えます。さてダムの名前?Q2:ここにある神社の名前?など、大町市や長野県にまつわるクイズが三択で出題され、選手は知らず知らずのうちに大町市の魅力が脳裏にインプットされる仕掛け。
 ポイントを取ったチームも、時間切れで取れなかったチームも移動ゴールに設置された新行(しんぎょう)のゴール地点に向かって雑木林、カラマツ林の中を下り基調の12kmをガンガン飛ばす。このあたりを走っている時が最高に気持ちがイイ・・・新行のゴール手前1.0kmは標高差100m有り、選手の乳酸は最高潮に跳ね上がる!!それでもゴールした満足感で選手の汗に光る笑顔がまぶしい・・・
歓喜のゴール−1 歓喜のゴール−2 歓喜のゴール−3

 ゴールした選手から、青木湖畔の本部へ12kmのリエゾン(移動区間)を三々五々戻って行く。
午後2:30から青木湖ブルーレイクホテルが用意してくれた美味しい食事とビール・ジュースが選手を待つ。映画“佐賀のがばいばあちゃん”の主題歌“ばあちゃん”を唄う、石垣島出身の歌手RYOEI君がこの大会を盛り上げてくれる。綺麗に澄んだ高音の歌声が三線、ギターの音色と共に、青く澄んだ青木湖に響き渡る・・・そして大会のテーマ曲“青い空”をみんなで絶唱・・・
 RYOEI君の歌が終わったところで各チームの紹介に移る。それぞれ大会の苦労話や失敗談など、面白可笑しく手短に披露してくれた。
 表彰式は青木湖畔のステージに場を移し、各カテゴリー別に表彰、最後は恒例になったシャンパンシャワーで今年の幕を閉じた。
パーティ会場 RYOEI君のライブ くつろぐ選手達・・・

 この大会に御協賛頂いた、アシックス梶A鰍fW(ノースフェイス)、鰍`&F、潟Rロンビアスポーツウエアジャパン、兜嵩cレッグウエア、大塚製薬鰹シ本営業所、ロッジ珈楽待、ピザハウス樹安亭、ホテルブルーレイク、大町市観光協会さんには、大会を代表して心より感謝申し上げます。

 最後に、昨年(2005年夏)の大会終了後、アシックスの仁賀谷さんからこんなメールを頂きましたので、ご紹介したいと思います。
『今大会も無事終了できたこと、嬉しく思います。また、開催期間中はお世話になりありがとうございました。年々、レベルの上がっていく新しいスポーツでありながら、趣向を凝らした大会運営はもはや素人の域を完全に逸脱していると言えるでしょう。レベルが上がってきているだけに、参加者もよりプロフェッショナルな運営を望みますし、大会を取り巻く周囲の見方も「素人」とは見なくなります。いろんなスポーツイベントがありますが、やはり6年目から10年目までが大会が長く存続するための鍵を握る期間ではないでしょうか。又、改めてお話できる機会があればと存じます。』
嬉しさと共に、この励ましの言葉をスタッフの肝に銘じてこれからも“選手、応援してくれる家族・仲間の目線に立った大会”を目指して行けるよう努力したいと思います。
石原親子チーム:東京 孫崎親子チーム:大阪 女子チーム1位、2位
協賛して頂いた賞品の数々 総合1位〜6位 記念写真
「北アルプス山麓AdventureGames2001」大会代表:矢口正武

この大会は多くの方々にご協力いただいております。

後援
大町市観光協会 自転車産業
振興協会

協賛
潟Aシックス 潟Gイアンドエフ 潟Sールドウィン
潟シキスポーツ 武田レッグウェアー 潟Rロンビア
スポーツウェアジャパン
大塚製薬鰹シ本出張所
ホテルブルーレイク&
リゾート
ピザハウス樹安亭 ロッジ珈楽待
事務局
北アルプス山麓 Adventure Games 2001大会事務局(担当:矢口
〒130-0013 東京都墨田区錦糸3-7-11 椛u環境計画 内
FAX.03−3829−4692
E-Mail:yaguchi.m@so-kk.jp
☆お問い合わせはE-MailまたはFAXにてお願いします。
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